東洋医学とは統計、経験医学か?
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本題
東洋医学は”神秘的なもの、占いや、おまじない”みたいなものと思われている人がいますが
何千年と培われた統計、経験医学であり、信用に値するものと感じます
東洋医学的の表記で ”肝” とはおおまかにいえば西洋医学的に肝臓にあたります
東洋医学的に肝は靭帯、スジ(筋)に影響を与えていると教えられました。
習いたての時はふーんと思いましたが、臨床をしているとなるほどと思うことが多く
東洋医学は何千年も前にそのことを先人が見つけ出していたのです
今回はその1例を紹介します
コレステロールの薬を飲んでいる方が、”足がずっと引き攣っている感じで痛い””肉離れの症状かもしれない”と来院され施術しましたが、あきらかに施術後の予後が違うために調べると横紋筋融解症になっていました。
これは「スタチン系(HMG-CoA還元酵素阻害薬)」と呼ばれるコレステロール薬が、筋肉に副作用を及ぼすことがあるためです。
まれに横紋筋融解症を引き起こします。
スタチンは、肝臓内でコレステロールを合成する酵素「HMG-CoA還元酵素」を阻害することで、LDLコレステロールを下げます
つまり、肝臓に一定の負担をかけ直接働きかける薬です。
肝臓に負荷がかかる→筋肉に影響がでるということを何千年も前に見つけていたことが驚きです
この方は薬を変えて徐々に改善にむかいました
何人か同じ症状の人を見ました
※注意 薬が悪いのではなく体質に合わないこともあるので医師に相談しましょう
余談ですが
昔の人は”お酢を飲むと体が柔らかくなる”と言っていて迷信扱いになっていますが
間違いではないかもしれません。
東洋医学の五行理論では、
肝は酸っぱいものを好むと言われていて、酸味がある梅干し、酢の物、柑橘類など
最近はよくクエン酸が疲労回復、消化促進、抗酸化作用などにいいといわれています
これも肝が元気にな状態になることと言われています
肝が元気になると→筋肉・腱・靭帯の健康を維持し、気や血の流れ、感情の流れをスムーズに保つ(イライラしにくくなる)、血を貯え、必要なときに供給できる(視力に関係する)
特に筋肉・腱・靭帯の動きがスムーズになるといわれています
肝臓、胆のうの機能を助ける作用があるものとしては、おなじみの
栄養ドリンクのタウリン、ウコンのクルクミン、しじみのオルニチンなど
があります。
注意 なにごとにも取りすぎはよくないです。過剰な酸味は「肝を固くしてしまう」といわれています
ウコン、栄養ドリンクも取りすぎはよくないといわれています