水難事故について
水辺の事故(=水難事故)の原因には、自然環境要因と人間の行動要因の両方があります
自然環境要因 | 離岸流(リップカレント) | 沖へ引き込まれる強い流れ。海水浴場でも発生 |
急な増水(川・ダム放流) | 上流の雨で突然流れが激変 |
波やうねり、急な深み | 特に海や湖での事故原因に多い |
低水温・寒冷ショック | 夏でも水温が低い場所あり |
滑りやすい岩場、ぬかるみ | 川岸や磯場で転倒・溺水事故 |
人間の要因 | 遊泳禁止区域での遊泳 | 看板・赤旗を無視して入水 |
体力過信・無理な飛び込み | 足が届かない、流される |
子どもの目を離した | 数秒で事故になることも |
飲酒・疲労・熱中症による判断力低下 | 海や川でのバーベキュー後など |
堤防、磯場、ダム、池などの地形、知識不足による事故、 釣りの際に、波、風で落ちてしまう
救助しようとして2次被害 | 溺れた人を助けようとして巻き込まれるケース多発 |
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川遊び中、子どもが足を滑らせて流される
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海水浴中、離岸流で気づかぬうちに沖へ引き込まれる
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溺れている人を助けに飛び込んだ親が一緒に亡くなる(二次被害)
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ダム放流で川の流れが急変し、取り残される
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サップやカヌー中に転覆、ライフジャケット未着用で溺死
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釣りでのライフジャケット未着用
特に**「ちょっとくらい大丈夫だろう」**が命取りになります。
「海」のほうが死亡事故件数は高い傾向
【1】海の方が死亡事故が多い理由:
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波や潮の流れ、離岸流(リップカレント)など自然条件が厳しい
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レジャー(サーフィン・シュノーケリング・釣りなど)による水難事故が多い
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海では広範囲での活動が多く、救助が遅れやすい
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「泳げない人」が油断して沖まで出る事例も多い
【2】川の事故の特徴:
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水深が読みにくく、急に深くなる場所がある
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水流が速い場所やダムの放流による急な増水での事故
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特に子どもが足を取られて溺れる事故が多い
海:全体の約40~50%
川:全体の約20~30%
「川」は意外と危険とも言えます。
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