はこだ鍼灸整骨院のブログ

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水難事故について

2025年8月5日 16:02:42 | カテゴリ: 豆知識

水辺の事故(=水難事故)の原因には、自然環境要因人間の行動要因の両方があります

自然環境要因        離岸流(リップカレント)       沖へ引き込まれる強い流れ。海水浴場でも発生
               急な増水(川・ダム放流)     上流の雨で突然流れが激変
             波やうねり、急な深み 特に海や湖での事故原因に多い
             低水温・寒冷ショック              夏でも水温が低い場所あり
            滑りやすい岩場、ぬかるみ     川岸や磯場で転倒・溺水事故

 

人間の要因        遊泳禁止区域での遊泳 看板・赤旗を無視して入水
            体力過信・無理な飛び込み  足が届かない、流される
            子どもの目を離した 数秒で事故になることも
             飲酒・疲労・熱中症による判断力低下 海や川でのバーベキュー後など

堤防、磯場、ダム、池などの地形、知識不足による事故、 釣りの際に、波、風で落ちてしまう

          救助しようとして2次被害 溺れた人を助けようとして巻き込まれるケース多発
例えば
  • 川遊び中、子どもが足を滑らせて流される

  • 海水浴中、離岸流で気づかぬうちに沖へ引き込まれる

  • 溺れている人を助けに飛び込んだ親が一緒に亡くなる(二次被害)

  • ダム放流で川の流れが急変し、取り残される

  • サップやカヌー中に転覆、ライフジャケット未着用で溺死

  • 釣りでのライフジャケット未着用

水難事故は、自然の脅威に加えて、「油断」「無知」「過信」が重なることで発生します。
特に**「ちょっとくらい大丈夫だろう」**が命取りになります。
「川」と「海」、どちらでの事故率が高いかは、定義(どういう事故を含むか)や統計の取り方によって異なりますが

「海」のほうが死亡事故件数は高い傾向

【1】海の方が死亡事故が多い理由:

  • 波や潮の流れ、離岸流(リップカレント)など自然条件が厳しい

  • レジャー(サーフィン・シュノーケリング・釣りなど)による水難事故が多い

  • 海では広範囲での活動が多く、救助が遅れやすい

  • 「泳げない人」が油断して沖まで出る事例も多い

【2】川の事故の特徴:

  • 水深が読みにくく、急に深くなる場所がある

  • 水流が速い場所やダムの放流による急な増水での事故

  • 特に子どもが足を取られて溺れる事故が多い

たとえば【2023年の水難事故】を見ると、
海:全体の約40~50%
川:全体の約20~30%
件数・死亡者ともに「海」が多い傾向があります。
しかしながら単に件数でなく、
「利用者あたりの事故件数(発生率)」で見ると、川の方が遊泳、遊びの人が少ない割に件数があり
「川」は意外と危険とも言えます。

 

 

 

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