東洋医学から見た制御性T細胞(Treg細胞) 個人的な感想
制御性T細胞について
東洋医学的な考えでは
〜免疫は「戦う力」ではなく「整える力」〜
免疫というと、ウイルスや細菌と戦う力をイメージしがち。
でも東洋医学の視点で見ると、免疫はそもそも
👉 戦うものではなく、乱れを正すもの。
その考え方は、現代免疫学で注目される
**制御性T細胞(Treg)**と、驚くほど似ています。
制御性T細胞(Treg)とは?
Tregは、免疫の働きを抑え、調整するT細胞。
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自分の体を攻撃しないようにする
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炎症を鎮める
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免疫の暴走を防ぐ
いわば免疫のブレーキ・調律役。
東洋医学に「免疫」という言葉はない
東洋医学にも免疫に相当する概念は昔からありました。
それが👇
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正気(せいき)
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衛気(えき)
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気血水
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陰陽バランス
東洋医学では病は「みだれ」から生じると考えます。
👉 敵が強いから病気になるのではない
👉 内側の調和が崩れるから病になる
これはTregの役割と完全に一致。
制御性T細胞=東洋医学でいう何?
東洋医学的に置き換えると👇
● Tregは「陰の働き」
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抑える
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冷ます
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鎮める
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保つ
→ 陰が弱ると、熱・炎症・暴走が起こる
自己免疫疾患や慢性炎症は👉 陰虚・陰陽失調に近い。
東洋医学は免疫力を「強くしよう」としない
現代では「Tregを強くする方法」が注目されますが、
東洋医学は👇
❌ 無理に強くしない
⭕ 整えたら、自然に戻る、自然に増える
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睡眠を整える
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胃腸を守る
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冷やさない
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巡らせる
これは👉 Tregが育つ環境づくりそのもの。
鍼灸・整体・呼吸と免疫
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副交感神経が優位になる
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腸の動きが良くなる
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炎症が鎮まる
結果👇制御性T細胞が働きやすくなる
「気持ちいい」
「ホッとする」
この感覚は、免疫学的にも好反応です
東洋医学と免疫細胞の関係性
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制御性T細胞は免疫の調律役
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東洋医学は免疫を「整える医学」
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自己免疫疾患はバランスの破綻
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腸・睡眠・ストレスが鍵
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治療の本質は「戻すこと」
免疫は戦うための力ではなく、調和を保つためのもの
制御性T細胞は、東洋医学が昔から言っていたことに現代医学がようやく追いついたのかもしれません。
※※※
臨床をしていると自己免疫疾患を持っている患者さんは、たくさん来られます
いろんな経験を患者さんから教えてもらいます
免疫抑制剤は必要な処置ですが、いい免疫をも弱らせてしまう。そのために体調が悪くなってしまう。色んな不具合がおこることもある。
当院では自己免疫疾患の患者さんでも、免疫をよくする方向に施術をします。
その方が調子が良いといわれることが多かった。
自己免疫疾患の人の免役を上げた方が良いのではないか?と以前から思っていたけど経験則であり、根拠がなく科学的証拠もなかった。
この疑問の答えを
制御性T細胞から教えてもらった気がします
つづく






