はこだ鍼灸整骨院のブログ

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反張膝とは? 骨盤歪み、0脚改善

2015年4月17日 16:23:58 | カテゴリ: 疾患の症状(スポーツ、ケガ、事故による障害)

 反張膝とは膝が真っ直ぐ以上に伸びて反り返っている状態をいいます。
  イメージとしては膝が逆に曲がっているといった感じです。

人により極端な反張膝の人もいますが、多くの方は自分が反張膝と気がつかずに生活をしています。
その結果、年を重ねるごとに骨が変形し、O脚やガニ股になっていきやすくなります。

膝の負担が増加し結果、膝関節炎等を起こす可能性も高くなりますので改善する努力は必要と思います。

反張膝をほっておくと、以下の症状がおこる可能性が高くなります

〇膝痛や腰痛、ふくらはぎや膝の裏が疲れやすくむくみやすい
 長年でO脚、変形性膝関節症

〇骨盤の歪みで猫背、首肩の歪みによる肩こりの助長

などです

反張膝の原因としては

1.足裏の重心位置が偏っている。つま先より踵(かかと)、内側より外側に重心がいきます
 立っている時に足指にが浮いている、体重がのっていない方が多い

2.膝が反るような力を入れている
 膝を伸ばすように力を入れていて癖になっている

3.膝を支える筋力のバランスが悪い、筋力低下 (病的な筋力低下もある)

4.身体の歪みがそもそもあり、踵中心の重心位置になる。
 足が凝っていて足指がうまく使えないこともあるようです。

改善方法

〇常に膝を伸ばし切らないようにして余裕を持たせること、そして足指でしっかり踏ん張って重心がかかとに偏らないようにすることが重要
特に親指で踏ん張るようにしていく。踵、外側から足指、内側にもっていく

〇骨に頼って立つのではなく、膝(ひざ)を少し曲げ加減にして筋肉で支えて立つイメージを持つことが大切で、意識して膝を少し曲げた状態で立つようにする事で膝の周辺にある筋肉を強化し膝を守る事ができます

・歩くとき
脚を伸ばし切らずに少し膝に余裕を持たせ、足指の力を使い、かかと・足指の根本・足指の3点がちゃんと接地するようにして歩く

 ・立っているとき
少し膝を曲げ、必ず足指にも体重が乗るように意識して立つ

 ・立ち上がるとき
勢いよく立ち上がるとそのまま膝が伸び切ってしまうことがあるので、膝に注意しながらゆっくり立ち上がる

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続き

ここで一番重要なのは
足の拇趾(親指)に体重をのせていくよう訓練する事です
重心を足の拇趾に乗せる事で膝が過伸展位から軽度屈曲位(正常な膝伸展時)に自然になっていきます。
これにより反張膝が改善され、O脚、骨盤の歪み、猫背、首の歪みが改善されていきます