はこだ鍼灸整骨院のブログ

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超回復とは? 超回復は嘘なのか?

2025年10月27日 08:48:38 | カテゴリ: 健康情報

🔍 超回復と筋肉トレーニング ― 嘘なのか?最新の考え方まとめ

1. 超回復とは?

  • 筋肉はトレーニングで一時的に損傷し、休養と栄養で修復される。

  • 修復後は元より少し強くなる現象を「超回復」と呼ぶ。

  • 従来は「筋肉は48〜72時間で超回復する」と教えられてきた。

超回復の流れ

  1. トレーニング
    → 筋繊維が微細に損傷し、エネルギー(グリコーゲン)も消耗。

  2. 回復期(休養)
    → 筋肉が修復され、エネルギーが再び蓄えられる。

  3. 超回復期
    → 筋肉が元の状態より強化されるタイミング。

この「超回復期」に合わせて次のトレーニングを行うことで、効率よく筋肉が成長します。

超回復を促すポイント

  • 栄養:タンパク質(筋修復)+糖質(グリコーゲン回復)をバランスよく

  • 睡眠:成長ホルモンの分泌を促すため7時間以上が理想

  • 適切な休養:疲労感が強い時は無理をせず休む

  • 部位分け:胸→脚→背中のように分けて鍛えると毎日運動できる

2. 最新のスポーツ医学の見解

  • 筋肉は一律で48〜72時間で回復するわけではない
    → 個人差・部位差・トレーニング強度で大きく変わる。

  • 完全回復を待たなくても成長する
    → 少し疲労が残っていても刺激を続けることで筋肥大が進む。

  • 効率的な方法

    • 同じ部位は週2〜3回刺激

    • 分割法で毎日トレーニングしてもよい

    • ただし「胸・肩・腕 → 脚 → 背中」というように分割すれば、同じ筋肉を毎日酷使せず効率よく鍛えられる

    • 筋肥大には「8〜15回で限界になる重量」が効果的。

    • ただし近年は「軽め(20〜30回できる重量)でも限界近くまでやれば効果がある」と判明。

    • ポイントは「オールアウトに近い負荷」をかけること。

3. 「超回復は嘘なのか?」問題提起

  • 嘘ではないが“単純化されたモデル”

    • 「休めば強くなる」という概念としては有効。

    • ただし「48時間休んでからじゃないと効率が落ちる」という理解は誤り。

  • 実際には「波のように一度きれいに回復して強くなる」ではなく、
    刺激と回復が複雑に積み重なって強くなるイメージが正しい。

✅ まとめ(結論)

  • 「超回復=嘘」ではなく、昔のシンプルな説明をそのまま信じるのが誤解。

  • 本当に大事なのは

    1. 週あたりの合計ボリューム

    2. 十分な強度(限界近くまで追い込む)

    3. 休養・栄養・睡眠

  • 超回復を「待つ」のではなく、適度に休みつつ継続的に刺激を与えることが効率的。

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084-926-5722

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